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Perplexityのタスク機能は便利だった。でも、使って見えた落とし穴もあった

便利に使っていたperplexyだが、あまりに便利なので複雑な処理を背負わせすぎて、しんどくなってる様子

Perplexityのタスク機能は、正直かなり便利である。

定期的に情報を取りに行ってくれる。
しかも、ただリンクを集めるだけではなく、ある程度まとまった形で返してくれる。
テック情報の週間まとめ、セキュリティ動向のチェック、毎日の株価関連の整理など、「定点観測」にはとても向いている。

実際、私も以前はこの機能をかなり高く評価していた。
人間が毎回ゼロから検索して、要点を抜き出して、記事や動画の素材にする。その手間を大きく減らしてくれるからだ。

ただ、しばらく運用してみて見えてきたことがある。

それは、Perplexityのタスク機能は便利だが、便利だからこそ落とし穴もある、ということだ。

今回は、その話を書いておきたい。

便利さの本質は「定期実行の自動化」にある

Perplexityのタスク機能の魅力は、単発の検索ではなく、「決まった時刻に、決まったテーマで、自動で情報を集めてくれる」ことにある。

たとえば、

  • 毎週月曜の朝にテック業界の重要ニュースを整理する
  • 毎週金曜にセキュリティ関連の重要トピックを1本深掘りする
  • 毎日夕方に、その日のストップ高銘柄から翌日も注目されそうなものを抽出する

といった使い方ができる。

これは確かに便利である。
頭の中に「あとで調べよう」がたまらない。
ルーティンとして情報収集の骨組みを作れる。

人間は、ゼロから毎回やる作業に弱い。
だから、情報収集のような定期業務を自動化できるのは大きい。

ここまでは、たしかに優秀だった。

落とし穴その1 便利すぎて「重い仕事」を全部載せたくなる

最初の落とし穴はこれである。

便利なので、つい「あれも」「これも」と載せたくなる。

しかも、ただ情報を集めるだけでは物足りなくなってくる。
次第に、調査だけではなく、要約、ランキング、見出し作成、台本化、ブログ記事化まで一気にやらせたくなる。

ここで、処理は一気に重くなる。

たとえば株価系のタスクで、

  • 本日のストップ高銘柄を整理
  • 明日も強そうな銘柄を3から5本選定
  • 理由を整理
  • 総評を作成
  • YouTubeショートの要約を書く
  • 45秒から60秒の台本を書く
  • 動画タイトル案を出す
  • 説明文を書く
  • ブログ用記事を書く

ここまでやらせると、もはや「検索タスク」ではない。
定期実行型の編集部である。

便利だからこそ、仕事を載せすぎる。
これが最初の落とし穴だった。

落とし穴その2 「情報収集」と「記事制作」は別の仕事だった

もう一つ見えてきたのは、Perplexityが得意なことと、毎日気持ちよく回る運用は、少し違うということだ。

Perplexityは、情報を拾うのが強い。
最新情報の探索、出典の確認、複数ソースの横断、論点整理。このあたりは非常に優秀である。

一方で、そこから先の

  • どう見出しを切るか
  • どういう順番で話すか
  • どのくらいの温度感で表現するか
  • 動画向けにどう短くするか
  • 記事向けにどう読みやすくするか

といった「編集」の仕事は、別の筋肉がいる。

つまり、情報収集と記事制作は似ているようで別工程なのだ。

ここを一つのタスクにまとめると、一見効率的に見える。
だが実際には、重くなる、融通が利かなくなる、後から直しにくい、という問題が出てくる。

落とし穴その3 定期実行は「見えないコスト」を生みやすい

今回いちばん印象的だったのは、これかもしれない。

タスクは自動で動く。
自動で動くということは、こちらが触っていない時間にも処理が走るということだ。

すると、使っている実感が薄いまま、コストだけが積み上がることがある。

毎日のタスクは特にそうだ。
1回ごとの負荷は意識しにくいが、毎日回ると話が変わる。

しかも、週刊タスクでも本文まで長く書かせると、調査だけでなく生成の負荷も上がる。
気がつくと、「便利にするために入れた仕組み」が、思ったより重いものになっていた。

自分でボタンを押していれば、「今日はこれだけ使った」という感覚がある。
だが、定期実行はその感覚が薄れる。
ここに、自動化特有の怖さがある。

落とし穴その4 毎日やるなら、むしろ軽い運用のほうが強い

しばらく回してみて感じたのは、毎日続けるものほど、軽い仕組みのほうが強いということだった。

毎日必要なのは、完璧な記事ではない。
まずは骨組みである。

  • 今日の材料は何か
  • どれが強そうか
  • どこに注意が必要か

この程度の整理ができれば、その先は別のAIでも十分に回せる。

たとえば、
情報の裏取りやニュース確認はPerplexity。
そこから先の台本化、言い換え、記事化はChatGPT。
こう分けたほうが、結果として運用しやすい。

全部を一台で済ませようとすると、たしかに美しい。
ただ、毎日回す実務では、役割分担したほうが強いことがある。

便利な機能ほど「何を載せないか」が大事

今回の経験で強く思ったのは、自動化は「何をやるか」より、「何を載せないか」が大事だということだ。

便利な機能があると、つい全部入れたくなる。
だが、全部載せると重くなる。
重くなると、気軽さが消える。
気軽さが消えると、結局続かない。

自動化は万能ではない。
むしろ、最小限の単位で使うほうが生きる。

Perplexityのタスク機能で言えば、

  • 定点観測だけをさせる
  • 1テーマに絞る
  • 長文生成まで載せすぎない
  • 毎日運用は特に軽くする

このあたりが合っているのかもしれない。

まとめ Perplexityのタスク機能は便利。でも「編集部化」するとしんどい

Perplexityのタスク機能は、今でも便利だと思っている。
これは機能そのものを否定したい話ではない。

ただ、使ってみて分かったのは、便利さの延長線上に落とし穴があるということだった。

情報収集の自動化としては優秀である。
しかし、そこに編集、構成、執筆、台本化まで全部載せると、一気に重くなる。

要するに、Perplexityは優秀な調査員であって、毎日フル稼働の編集部をそのまま任せると少ししんどい、ということだ。

便利な道具ほど、期待を載せすぎないほうがいい。

これはPerplexityに限らず、AI全般に言えることかもしれない。
道具の力を最大化するコツは、全部やらせることではなく、いちばん向いている場所に置くことなのだと思う。

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