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海外番号からの「日本信用情報機構」を名乗る詐欺電話に注意

社長に詐欺電話がかかってきた。怪訝な顔をしてスマホを見る社長。
目次

見覚えのない海外番号からの着信(体験談)

今日、スマホに +878で始まる海外番号 から着信がありました。

見覚えがなかったため、すぐに出ないで 通話のスクリーニング機能 で内容を確認したところ、自動音声が流れました。

「こちらは日本信用情報機構です。お客様のクレジットまたはローンに重要なお知らせがございます。詳細をお聞きになる場合は1を押してください。」

海外番号・自動音声・「重要なお知らせ」「1を押せ」という誘導──これらは典型的な詐欺(架空請求)パターンです。私の場合は通話スクリーニングで確認して、即座に着信をブロックしました。

なぜ怪しいのか(ポイント解説)

  • 団体名が曖昧:「日本信用情報機構」と名乗っていますが、実在する信用情報機関(JICC:株式会社日本信用情報機構)の名称と混同しやすい表現です。正規のJICCとは一切関係ありません。正規機関は公式サイトでの案内があり、いきなり自動音声で1を押させることはありません。
  • 不安を煽る文言:「重要なお知らせ」「ローンに関する〜」などで不安を与える手法。
  • 数字キーを押させる誘導:1を押させてオペレーターにつなぎ、個人情報や金銭をだまし取るのが狙い。
  • 海外発信の番号(+878など):+878は本来「国際フリーフォン」のコードですが、詐欺師が発信元を偽装するために悪用するケースがあります。回線追跡や通報が難しい場合があります。

今すぐやるべき対処(簡潔)

  1. 絶対に折り返さない・数字を押さない。
  2. 着信履歴から番号をブロック(方法は下記参照)。
  3. 公式窓口へ自分で連絡して確認(カード会社・銀行は検索して出てくる公式番号にこちらからかける)。
  4. 繰り返し着信があれば警察相談(#9110)に相談
  5. プロバイダや携帯会社への通報:迷惑電話として通報すると番号ブロックや注意喚起につながることがあります。

Android(例:Pixel)で番号をブロックする方法

  1. 「電話」アプリを開く。
  2. 着信履歴で問題の番号をタップ。
  3. 画面のメニュー(右上の︙など)または「詳細」を開き、「着信拒否/ブロック」を選択。

※機種によって位置や表記が異なりますが、着信履歴から「ブロック」または「迷惑電話として報告」を選べばOKです。

iPhoneでブロックする方法

  1. 「電話」アプリ > 履歴で該当番号を探す。
  2. 番号右側の「i」ボタンをタップ。
  3. 下の方にある「この発信者をブロック」を選択。

被害にあったら(対処フロー)

  • 個人情報(カード番号や暗証番号)を伝えてしまった → まずはカード会社に即連絡し、カード停止を依頼。
  • 金銭を振り込んでしまった → 振込先情報をメモし、最寄りの警察へ被害届相談(#9110)を。
  • 心配なら消費生活センターにも相談可能。

まとめ(筆者の一言)

今日の着信は +878で始まる海外番号 からで、自動音声は「日本信用情報機構」を名乗りました(正規のJICCとは無関係)。通話スクリーニングで中身を確認して即ブロック。

見覚えのない海外番号からの「重要なお知らせ」は詐欺の可能性が高いと考え、決して指示に従わないでください。

被害を減らすために、この記事が誰かの役に立てば幸いです。

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