8月8日、長く使ってきたメールの運用方法を少し変えた。
会社のドメイン宛てに届いたメールを転送していた設定を見直し、個人のGmailへ集約することにした。そしてもう一つ、これまで転送後もメールサーバー側に残していたメールを、残さない設定に変更した。
小さな設定変更ではある。
ただ、自分の中では意外と大きかった。
これまでの取引先や仕事を振り返ってみると、昔のメールをさかのぼって確認する機会は、実際にはほとんどない。
もちろん記録を残すことが必要な仕事もある。しかし、何でも残しておけばいいというものでもない。
メールサーバーに残し、別の環境でも受信し、また別の場所でも管理する。昔はそれが安心につながっていたのかもしれないが、今となっては管理する場所を増やしているだけでもある。
だったら、これから届くメールをきちんと受け取って処理する。それでいいのではないか。
そんなことを考えながら設定を変更した。
通常のメールソフト側で受信したメールを処理する必要もなくなる。管理する場所が一つ減る。
今日はメールの扱いそのものをリスタートしたような気分になった。
仕事の仕組みは、長く続けるほどいろいろなものが積み上がる。
その時には必要だった設定も残るし、「念のため」と保存しているものも増えていく。しかし、その「念のため」を維持するためにも少しずつ手間がかかっている。
最近は、こういう小さなものを整理することが増えてきた。
一方、新しいことも試している。
この日は経済動画の編集をして、リアルな顔でセリフを話す動画をインサートした。
さらに、CodexでRemotionを使ったら何ができるのかAIに聞いてみた。調べていくと、動画制作のかなりの部分を自動化できそうである。
今でもAIを使うことで動画制作はかなり時短できている。それでも、まだ先がありそうだ。
ならば試してみようと思う。
古いメールの運用を整理する一方で、新しい動画制作の方法を試す。
振り返ると、この二つは正反対のことをしているようで、実は同じなのかもしれない。
使わなくなった仕組みを手放し、新しく使えそうな仕組みを試す。
会社を長く続けていると、どうしても「今までこうしてきたから」が増えてくる。だからこそ時々、今の仕事に本当に必要なのかを見直した方がいい。
全部を残しておく必要はない。
これから必要なものを選び直す。
メールの設定を変えただけの土曜日だったが、自分にとってはそんな小さなリスタートの日になった。

