毎日、ルーティンメモを書いている。
何時に起きた、何を投稿した、誰から連絡があった、何を作った。仕事の途中で考えたことや、ふと思いついたアイデアも残している。
もともとは自分の記録である。
ところが8月1日、このメモの意味が少し変わった。
きっかけは、Claude Codeを使ったオウンドメディア完全自動化についての広告だった。Claudeに質問し、その回答をChatGPTに展開しているうちに、
「これ、毎日のルーティンメモから社長ブログとBitのnoteを書けるんじゃないか」
と思った。
早速、ChatGPTに専用のプロジェクトを作り、記事を生成するための指示を書いた。
試しに6月25日のルーティンメモを入れてみた。
思った以上のものが出てきた。
これは使える。
そう思って、6月26日から7月31日までの記事を一気にストックしようとしたのだが、途中で仕事が入った。
ある製造業のお客さんから、東京の展示会で使う動画について相談が来た。新商品を動画のどこかに差し込みたいが、うまくできないという。
記事生成はいったん後回しにして、動画編集に切り替えた。
この相談も少しうれしかった。
このお客さんとは2カ月ほど前からWebサイトのリニューアルについて打ち合わせを重ねている。それまでより接点が増えたことで、デジタルやネットのことで困ったときにBitを思い出してもらえたのかもしれない。
自分としては、そういう立場でありたい。
デジタル関係で何か困ったら、一番最初に相談してもらえる会社。
では、この2年間ずっとそうだったか。
振り返ると、ひょっとすると違っていたのかもしれない。
仕事を終えてから、再びルーティンメモの記事化に戻った。
今度は記事そのものよりも、指示書を100点にしようとしてしまった。細かいところが気になり、結局6月26日まででいったん終了した。
これは自分の悪い癖でもある。
仕組みを作り始めると、完成度を上げる方へ意識が向いてしまう。
ただ、この日の収穫は記事を何本作ったかではなかった。
「ルーティンメモが資産になる」
と気付いたことである。
毎日のルーティンメモは、自分の日記として残る。
そこから社長ブログが生まれる。
Bitのnoteにもなる。
SNSの投稿にも展開できる。
仕事の記録は、将来のサービス事例になるかもしれない。
さらに数年たてば、「MVPをどうやって育ててきたのか」という開発記録にもなる。
同じ一次情報から、いくつものコンテンツが生まれるのである。
そして、もう一つ気付いた。
無茶楽で考えてきた「続く発信」という考え方を、自分自身で証明できるかもしれない。
毎日、新しいネタをひねり出す必要はない。
自分がその日に仕事をして、考えて、試して、失敗したことを記録しておけばいい。
その記録をAIと一緒に編集する。
自分の日記でありながら、第三者が読めるものにもなる。
8月1日は、そんな仕組みの入口が見えた一日だった。
ただし、夢中になりすぎて寝たのは27時。
「続く発信」を考える前に、「続く生活リズム」も考えた方がよさそうである。

