痛風の痛みが少しずつ引いてきた。
ピーク時に比べればかなりマシになったものの、右足をかばって歩いているため、今度は左膝や腰まで痛くなってきた。普通に歩けることのありがたさを感じながら、南船場へ向かった。
この日はWooCommerceの導入作業などを進めた。思ったほど作業は進まない。
そして夕方からは、仕事関係の3人が事務所に集まった。
そこでAIの話になった。
私が取り組んでいる「報連相革命」についてAIに説明させてみると、これが驚くほど流暢に説明してくれる。
自分で一から説明するより、AIに説明してもらった方が分かりやすいのではないかと思うほどだった。
さらに、一人が導入について一生懸命説明してくれていた。
私も横から乗っかって話したくなったが、ここは黙っていた。
本人同士で話しているところへ提供する側の私が入っていくと、かえって営業っぽくなってしまう気がしたからだ。
そんな中で、IT担当の方から一つの指摘があった。
音声で簡単に報告できる仕組みは便利だが、リテラシーが低い人まで気軽にベラベラ話すようになると、機密事項まで外へ出てしまう可能性があるのではないか、という話だった。
これは確かにその通りだと思った。
私はこれまで、入力の手間を減らすことや、報告しやすくすることを中心に考えていた。
しかし、「話しやすくする」ということは、「話してはいけないことまで話しやすくする」可能性もある。
便利にすることと、安全に使えることは別の問題である。
AIを使った仕組みを作ると、どうしても「こんなことまでできる」という機能面に目が向く。
しかし実際に会社へ導入するなら、誰が使うのか、何を入力してよいのか、どこまで情報を扱うのかという運用まで考えなければならない。
今回の指摘は、報連相革命を実際の現場へ入れていくうえで、自分だけでは見えていなかった視点だった。
こういう意見を直接もらえるのはありがたい。
サービスは、作っている側だけで完成させるものではない。
実際に使う立場、管理する立場、ITを担当する立場。それぞれから見れば、同じ仕組みでも見えるものが違う。
便利だから導入する。
それだけでは足りない。
便利だからこそ、どう安全に使うかまで一緒に考える。
AIを仕事に組み込んでいくなら、そこまで含めて設計する必要があるのだと思った夜だった。

