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現場のフィードバックから考える、使いやすいシステムの作り方

現場のフィードバックをもとに、利用者を選択して入力する仕組みへ改善するMVP開発のイラスト

システムを作っていると、作る側では気づけないことがたくさん出てくる。

今日は、介護施設向けに作っている食事記録の仕組みについて、現場からフィードバックをいただいた。

もともとは1階、2階といった単位で入居者のデータを固定して表示する考え方だった。しかし、実際に使う側からすると、必ずしもその形が使いやすいとは限らない。

そこで、

「全入居者の一覧から今回入力する方を選択し、その方だけを入力画面に表示する」

という方式に変更することにした。

この方法なら席が変わった場合にも対応しやすい。

さらに、実際に使ってもらったことで「スクロールが大変」「誤って選んだ場合に戻せない」といった問題も見えてきた。

こういうフィードバックはありがたい。

開発している側は、どうしても「こう使うだろう」という前提で画面を作ってしまう。しかし、実際の運用はそんなに単純ではない。

だから私は、最初から完璧なものを作るより、まず使えるものを作って現場に触ってもらうやり方が合っていると思っている。

今回も、いただいた意見をもとに考えてみると、単に画面を修正するだけではなく、データの持ち方そのものをシンプルにできそうだった。

11時半にフィードバックをいただき、13時には修正版をアップして報告した。

MVPで開発する面白さは、この距離感にある。

仕様書を何週間もかけて作り込んでから開発するのではなく、実際に使ってもらい、

「ここが使いにくい」
「こうなった方がいい」

という声を受けながら形を変えていく。

その過程で、作る側も運用を理解していく。

今日はもう一つ、小さな出来事があった。

使わなくなったドメインの更新停止が間に合ったという連絡が来た。更新すれば4,500円である。

以前なら「4,500円くらい」と考えていたかもしれない。

しかし今は、こうした固定費や自動更新を一つずつ見直している。

システムも会社も同じなのかもしれない。

昔決めた仕組みを、そのまま持ち続ける必要はない。

使いにくければ変える。
必要がなくなればやめる。

大きな改革でなくても、小さな見直しを積み重ねれば、少しずつ身軽になっていく。

夜は久しぶりのメンバーとの会食だった。

昔の銀行の話から新聞社の話、そして今の話まで。二軒目にも寄り、久しぶりに3曲歌った。

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