午後、自宅に戻ってからいくつかの案件を進めた。
まず、以前から対応していた問い合わせフォームについて、お客様へ変更したことを連絡した。
別の案件では、ホテル予約フォームと問い合わせフォームのリンク変更をお願いした。担当してもらっている方は忙しそうだったので、こちらでリダイレクトを設定しておき、リンク変更そのものは時間がある時にやってもらうことにした。
この対応は、自分の中では結構大事だと思っている。
こちらの都合で「すぐに変更してください」とお願いすることもできる。
しかし、利用者が古いリンクへアクセスしても新しいページへ移動できるようにしておけば、急いで作業してもらう必要はない。
先にこちらで逃げ道を作っておけばいい。
Webの仕事を長くしていると、こういう「今すぐやらなくても問題が起きない状態」を作ることが、意外と大切だと感じる。
何でも最短で終わらせることだけが効率化ではない。
関係する人がそれぞれ別の仕事を抱えている以上、自分の作業だけを最優先にしてもらえるわけではない。
だから、急がなくても回るようにしておく。
その方が結果的に仕事は進めやすい。
一方で、別の案件ではテストサーバーが見られない状態になっていた。
こちらは原因が分からない。
ポートが変わったのか、それとも別の理由なのか。
分からない状態で触り回すより、確認できる人へ連絡することにした。
自分で解決するところ、人に確認するところ、そして急がなくてもいいように逃げ道を作るところ。
一日の仕事を振り返ると、実際にはこうした小さな判断の連続である。
最後に請求書を発行して送信した。
派手な仕事をした一日ではない。
しかし、フォームを切り替え、必要な調査を進め、サーバーの状況を確認し、請求書を送る。
こういう細かな仕事を一つずつ止めずに流していくことも、会社を続けていく上では大切な仕事だと思っている。
何でも自分で抱えて最速で片付けるより、止まらない仕組みを作る。
今日のフォームのリダイレクトも、その小さな一つである。

