朝からWordPressの管理を整理した。
URLの異常検知サービスに28サイトを登録し、自分しかログインしていないWordPressについては、ログインURLを変更していった。メールが送信できないサイトもあり、こちらはプラグインで解決した。
こういう保守作業をしながら、その後はCodexを使ってMVP開発を進めた。
ところが、このCodexとの作業が思った以上にイライラした。
もちろん、コードを書く能力が低いわけではない。むしろ高い。
問題はそこではなかった。
MVP開発では「なぜこうしたのか」が重要になる
今作っているものは完成したシステムではない。
MVPなので、作りながら仕様が変わる。
「やっぱりここはいらない」
「こっちの方法の方がいい」
「この機能は別の用途にも使えそうだ」
そんなことを考えながら進めている。
これまでChatGPTと会話しながら作ってきたので、そこには単なる仕様だけではなく、「なぜこの形にしたのか」という経緯が積み重なっている。
そこへCodexを挟むと、その経緯をもう一度説明する必要が出てきた。
さらに自分の感覚では、ChatGPTとの会話まで少しコード中心の発想に寄っていくように感じた。
自分が今やりたいのは、きれいなコードを書くことだけではない。
MVPをどういう形にするかを考えることなのだ。
ライト1個の交換なのに総点検はいらない
もう一つ感じたことがある。
例えば、メールアドレスを1カ所変更したい。トップページのリンクを1本変えたい。
そんな小さな修正でも、Codexは関連するファイルを探し、影響範囲を確認してくれる。
これは本来、非常に優秀な動きである。
ただ、自分がやりたいことによっては重い。
車のライトを1個交換したいだけなのに、毎回総点検してもらっているような感覚になった。
総点検が必要なときには頼もしい。
しかし、ライトを交換するだけなら、ライトを交換してくれればいい。
ここでようやく、自分の使い方が違っていたことに気づいた。
ChatGPTとCodexの役割を分ける
今後は、MVPを作り上げていく段階では、これまで通りChatGPTとの会話を中心に進めようと思う。
一方でCodexには、
- 原因が分からない不具合の調査
- 大規模なリファクタリング
- セキュリティチェック
- 複数ファイルにまたがる影響調査
といった、全体を見る必要がある仕事を任せる。
「何でもできるAIだから何でも任せる」ではなく、仕事によって使い分ける。
人間の組織と同じなのかもしれない。
頭を冷やしたら、構造までシンプルになった
16時40分に作業を終えたころには、かなり頭に血が上っていた。
Codexにコンテキストを伝えることに疲れてしまい、行水をして頭と体を冷やした。
すると、そのあとに別の考えが浮かんだ。
配車トークをそのままベースにすればいい。
操作UIは同じにして、用途ごとにAIの整理方法だけを変える。
メール版など、それぞれ別の仕組みにこだわる必要はない。
そう考えると構造が一気にシンプルになった。そして、この構造ならCodexを活用できる場面も見えてきた。
24時間働いてくれる優秀なAI社員がいたとしても、何を任せるかを考えなければ、かえって仕事は増える。
AIの性能が上がれば仕事が効率化するとは限らない。
最後に必要になるのは、人間側の仕事の振り方なのだと思う。

