朝5時15分に起きて、5時45分から配車システムのアクセス周りを確認した。
この日は共通ログインを使うことにして、大幅な修正を行った。ログインというのは利用者から見れば入口にすぎないが、システム側ではいろいろなところに影響する。中途半端に継ぎ足すより、一度整理した方がいいと考えてリファクタリングを進め、7時55分にはひとまず完了した。
最近はAIを使うことで、こうした修正も以前とは比べものにならないほど進めやすくなった。
ただ、速く作れるからこその問題もある。
この日はデモ用に手を入れていたコードと、もともとの配車システムのコードが、だんだん頭の中でごちゃごちゃになってきた。
どちらも似た仕組みを使っている。共通ログインもある。片方で試したことをもう片方へ反映することもある。
便利なのだが、作業を続けているうちに「今どちらを触っているのか」が曖昧になってくる。
そこで、デモ環境のことはいったん頭から離すことにした。
無理に続けない。
これは意外と大事な判断だったと思う。
開発をしていると、あと少し触ればまとまりそうな気がして、そのまま続けたくなる。しかし、頭の中が整理できていない状態でコードを触り続けると、別のところまで壊してしまう可能性がある。
AIで開発速度が上がっても、人間側の頭の整理まで自動的に速くなるわけではない。
むしろAIが次々とコードを書いてくれるからこそ、「これは何のためのコードなのか」「どの環境の変更なのか」を人間が意識しておく必要がある。
この日はほかにも、VPNが突然使えなくなったり、問い合わせフォームからメールが届かなかったりした。
VPNは別の人に確認すると使えているという。そこで再起動してみたら復旧した。
フォームについては送信元設定の間違いを修正すると、すんなり受信できた。
大きなトラブルに見えても、原因は案外小さいことがある。
だからこそ、やみくもに触るのではなく、一つずつ切り分ける。
コードが混ざったら離れる。
VPNなら別環境で確認する。
フォームなら設定を一つずつ確認する。
AIを使うようになって開発そのものは速くなったが、こうした基本的な考え方は変わらない。
むしろ速くなった今だからこそ、立ち止まって整理することも仕事の一部なのだと思う。

