朝、会社概要や商品カタログなどのJPGデータを見られるビューアーのMVPを考えていた。
最近は、ちょっとした不便やアイデアがあると、「これ、MVPで作れるんじゃないか」と考えることが増えた。
以前なら、システムを作るとなると、まず仕様を考え、費用や工数を考え、そこから実際に着手するかどうかを判断していた。
今はずいぶん違う。
小さく試してみるところまでの距離が短くなっている。
この日は11時43分にClaude Desktopをインストールした。
そこでWordPressへの自動投稿も試してみた。
ブログ記事をAIで作り、そのままWordPressへ自動投稿できれば便利そうである。実際、技術的にできることは増えている。
ただ、途中でやめた。
やる意義とトークンの消費などを考えているうちに、「これは今はいらないな」と思ったからだ。
AIを使っていると、できることが増える。
すると、ついつい「できるからやる」という方向へ進みそうになる。
しかし、会社の仕事として考えるなら、できることと、やるべきことは別である。
むしろAIで開発のハードルが下がったからこそ、「やらない」と決めることの方が大事になってきたのかもしれない。
一方で、この日は飛澤さん向けのデモ用MVPを作り始めた。
まず環境を設定し、すでに作っている配車トークのコピーデータを渡して組み立てていく。
こちらは実際に見てもらうためのデモであり、作る目的がはっきりしている。
途中、昔自炊したPDFやJPGデータをGoogleドライブへアップする作業も始めた。こちらは結局3時間ほどかかった。
AIで一気に進む仕事がある一方で、昔のデータをひたすら整理するような仕事も残っている。
そんな作業を挟みながら、デモサイトは20時に完成した。
この日の仕事を振り返ると、面白い。
朝には新しいMVPを考え、昼にはWordPress自動投稿を試してやめ、別のMVPを作り、古いデータをGoogleドライブへ移し、夜にはデモサイトが一つ完成している。
全部を続ける必要はない。
試して、違うと思えばやめる。
必要だと思えば、そのまま形にする。
AI時代の仕事は、何でも自動化することではなく、この判断を速く繰り返せることに価値があるのかもしれない。
そして20時、仕事を終えて妻の手作りミニ餃子で晩ごはん。
うまくて食べ過ぎた。
こちらについては、途中で「やめる」という判断ができなかった。

