7月20日、朝3時50分に起きた。
目的はサッカーワールドカップの決勝を見るためだった。延長まで観戦したあと、そのまま自社サイトや企画サイトのWordPressのバージョン確認、バックアップ設定などを進めた。
先日、自社サイトや企画サイトで使っているWordPressについて、バージョンやバックアップの設定をまとめて確認した。
そこで見つかったのが、数年触っていないサイトである。
しかも1つではない。5つほどあった。
「ああ、こんなサイトも作っていたな」という状態である。
Web制作を長く続けていると、公開しているサイトが少しずつ増えていく。自社サイトだけでなく、新しい企画やサービスを始めるたびにWordPressを立ち上げることもある。
作った直後は、当然すべて把握している。
ところが数年が経ち、新しい仕事やサービスが増えてくると、使わなくなったサイトは少しずつ意識から外れていく。
今回まとめて確認したことで、かなり整理することができた。
改めて感じたのは、Webサイトは「これまでに作った数」ではなく、「現在管理している数」で考えた方がいいということである。
特にWordPressは、公開したままであれば動き続けている。
更新していないから、管理しなくていいわけではない。
WordPress本体やプラグインは更新されていくし、バックアップについても確認しておく必要がある。
今回のように、存在そのものを忘れかけているサイトがある状態では、必要な対応にも気づきにくくなる。
これはWebサイトだけの話ではない。
AIを使ったMVPや業務改善ツールも、以前に比べるとかなり速く作れるようになってきた。
作るハードルが下がれば、試作品をたくさん作れる。
これは大きなメリットである。
一方で、作ったものが増えれば、その後どう扱うのかも考えておかなければならない。
継続するのか。
止めるのか。
統合するのか。
誰が管理するのか。
バックアップはどこにあるのか。
作ることが簡単になればなるほど、「作った後」の整理が大切になる。
今回、自分自身が数年触っていなかったサイトを5つほど見つけたことで、それを実感した。
もちろん、新しいものを作る時に、管理方法まで完璧に決めておく必要はないと思う。
MVPであれば、まず作って試してみることも大切である。
ただ、定期的に棚卸しする時間は必要だろう。
例えば半年や1年に一度、運用中のサイトやツールを一覧にして、
「これはまだ必要か」
「更新されているか」
「バックアップは取れているか」
「もう役割を終えていないか」
と確認する。
それだけでも、忘れ去られたサイトやシステムを減らせるはずである。
私自身、今回まとめて確認したことで、かなり整理することができた。
新しいものを作ることに意識が向きやすい時代だからこそ、時々これまで作ったものを見直す必要がある。
特に今は、AIによって以前よりはるかに速くMVPを作れるようになった。
作れるから作る。
試せるから試す。
それ自体は悪いことではない。むしろ、今だからこそできる開発の進め方だと思っている。
だからこそ、作ったものをどう残し、どう管理し、役割を終えたものをどう整理するか。
今回、忘れていた5つのWordPressサイトを見つけたことで、「作ること」と同じくらい「整理すること」も意識しておかなければならないと感じた。
まずは自分たちの足元からである。

