7月19日の日曜日。
この日は午後から和田山方面へ移動する予定だった。
ところが、予定を変える情報が入ってきた。
WordPressコアの脆弱性に関する注意喚起である。
これは放っておくわけにはいかない。
旅行より先に顧客サイトを確認する
WordPressは、これまで数多くの顧客サイトで使ってきた。
脆弱性が見つかったのであれば、まず確認する必要がある。
そこで旅行の出発時間を遅らせることにした。
13時から顧客のWordPressサイトを順番にチェックしていく。
確認してみると、ほとんどのサイトは問題のないバージョンになっていた。
ひとまず安心である。
自社で運営しているサイトについては、基本的に自動更新する設定にしている。おそらく最新になっているとは思ったが、数も多いので、こちらはホテルに着いてから確認することにした。
15時25分に出発。
下道で和田山へ向かい、途中、丹波柏原のフレッシュバザールや道の駅青垣に立ち寄り、18時半にホテルへチェックインした。
夕食を済ませてホテルへ戻ってから、再びWordPressの確認である。
「自動更新だから大丈夫」ではなかった
確認していくと、ひとつだけ6.9.4のままになっていた。
自動更新にしているはずなのに、なぜここだけ古いのか。
調べてみると、原因はWordPressのグレードを下げた状態にしておくプラグインだった。
以前の対応が、そのまま残っていたのである。
自動更新を設定しているから大丈夫だと思っていても、別の設定やプラグインによって更新されないことがある。
結局、サイト数も多く、確認作業は夜中までかかった。
就寝したのは25時だった。
予定を守るより、優先順位を変える
この日は旅行へ出発する予定だった。
だからといって、予定通りの時間に出ることを優先する必要はない。
顧客サイトに関係する脆弱性の情報が入ったのであれば、そちらを先に確認する。
結果的には、ほとんどの顧客サイトが問題のない状態だった。
それでも、確認するまでは分からない。
そして自社サイトを調べたことで、「自動更新にしているから大丈夫」という思い込みだけではいけないケースも実際に見つかった。
Webサイトの保守という仕事は、普段は何も起きないことが一番である。
ただ、何か情報が入った時には予定を変えてでも確認する。
そんな地味な積み重ねも、長くWebサイトを預かる仕事の一部なのだと思う。

