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サービスは「機能」ではなく「選びやすさ」で価値が伝わる

新しいサービスを考えるとき、どうしても「もっと機能を増やそう」と考えがちである。

この日も、午前中から開発を進めていたのは、ブログ生成アプリやミーティングトレースの仕組みだった。

音声入力にも対応し、一問一答形式で使えるところまで形になった。

あとはスプレッドシートとの連携という段階まで進み、少しずつサービスの輪郭が見えてきた。

一方で、現場からは「サービス名を変更してほしい」という依頼もあった。

一見すると単純な名称変更である。しかし実際に手を動かしてみると、「どこを変更すれば全体が変わるのか」という構造を理解する良い機会になった。

機能を追加するだけでは見えてこない部分を学べた一日でもあった。

午後には、以前から考えていたことを整理した。

報連相革命を一つのサービスとして見せるのではなく、

・ベーシック
・スタンダード
・エンタープライズ

という三つのコースに分けることにした。

特に音声入力を活用した仕組みは便利ではあるが、API利用料が発生する。

そのため、すべての利用者に同じ内容を提供するのではなく、必要な人だけが選べる構成の方が分かりやすいと考えた。

実際に整理してみると、自分の中でもサービスの位置付けが驚くほど明確になった。

開発を続けていると、どうしても「何ができるか」を中心に考えてしまう。

しかし、お客様が知りたいのは「自分にはどれを選べばいいのか」である。

機能を増やすことと、価値が伝わることは別だった。

北海道ワーケーションの記事も、この日で55本を一区切り公開できた。

積み重ねてきたものを整理し、形にして届けるという意味では、これも同じ作業だったのかもしれない。

サービスも情報発信も、作るだけでは完成しない。

相手が迷わず選べる形に整理して、初めて価値として伝わる。

この日の仕事を振り返りながら、そんなことを改めて感じた一日だった。

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