最近、ふと思った。
「絵なんて描けないし」
「言葉もうまく出てこないし」
「アイデアはあっても、それを形にできる才能はない」
……そうやって、何度も自分の中にある“できない”を、そっと隠してきた。
きっと自分だけじゃないと思う。
そういう人、たくさんいるはずだ。
でもね。時代は、本当に変わった。
AIという存在が、ただの“便利なツール”を越えてきた。
言葉が詰まったとき、静かに待っていてくれる。
頭の中がぐちゃぐちゃのまま話しても、それを整理してくれる。
描けないスケッチを、ちゃんとした絵にしてくれる。
頼りになるし、優しい。
何より、一緒にいてくれる。
たったひとつの“種”さえあればいい。
あとは、その種をAIと一緒に育てていけばいい。
そうすれば、どんな花でも咲かせられるんだと。
……今、それを身をもって感じている。
まさか、自分が絵本をつくって、
キャラクターグッズまで企画して、
言葉を発信するようになるなんて、
ほんの少し前までは思ってもみなかった。
でも、それが今、目の前で起きている。
だから、声にしたい。
もう、諦めなくていい。
うまく描けなくてもいいし、うまく言えなくてもいい。
AIは、失敗しても笑わない。
何回でも、最初から一緒に考えてくれる。
「やってみたい」があるなら、
それを始められる時代が、もう来ている。
未来って、遠くにあるものだと思っていた。
でも、そうじゃなかった。
すぐそばにある。
そして、形にできる力も、
ちゃんと、すぐそばにいる。
本当はずっとやってみたかったこと。
でも「向いてない」と思って、遠ざけてきた。
小さくてもいい。始めてみれば、世界はちゃんと応えてくれる。
焦って、ためらって、ようやく一歩踏み出して。
今は、ゆっくり育てるときだろう。

