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AIに怒った日:「あんたが言うてたことやん!」から学んだAIとの付き合い方

自分の言ったことを忘れても悪びれないロボット。ロボットの容姿は双眼鏡のような目とキャタピラみたいな下半身で愛らしい。そのロボットに対してあきれる男性をフラットデザインのシンプルな線画
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初期の頃、AIに本気で怒っていた

AI活用を始めた頃、私は本気でAIに腹を立てていた。

「あんたが言うてたことやん!頭ええはずやのになんですぐ忘れるんや!」

長時間の対話の末、AIが自分の発言を忘れてしまう。人間相手なら当然覚えているはずの内容を、平気で「知りません」と言ってのける。この理不尽さに、関西人の血が騒いだ。

AIの正直すぎる告白

ある日、この疑問を直接ぶつけてみた。

「なんで自分が言ったこと覚えてないねん?」

すると、AIは実にあっさりと白状した。

「申し訳ありません。私は自分の過去の発言を記憶していません」

人間なら言い訳の一つでもするところを、AIは驚くほど正直だった。この潔さに、怒りよりも興味が勝った。

AIの記憶システムの特性を理解する

AIとの付き合いが長くなるにつれ、その記憶システムの特性が見えてきた。

  • 自分の発言より相手の発言を重視する
  • 長時間の対話では初期の内容を忘れる
  • システム的な制約があり、感情的な問題ではない

この理解が、怒りから活用術への転換点だった。

発見したAIメモリハック術

AIの特性を逆手に取った実用的な方法を編み出した。

重要な情報保存術

  1. AIの回答をコピーする
  2. 自分の発言として再送信する
  3. AIは「ユーザーの重要な発言」として記憶する

この方法で、長時間の対話でも重要な情報を忘れられずに済む。システムの盲点を活用した、実用的なライフハックだ。

怒りから理解、そして活用へ

最初は純粋に腹を立てていた。人間と同じような期待をしていたからだ。

しかし、AIの特性を理解することで、より効果的な活用法が見えてきた。感情的になるより、システムの特性を受け入れて工夫する方が建設的だった。

現在のAI4社契約の理由

今では4つのAIサービスを契約している。それぞれに特徴があり、用途によって使い分けている。

初期の怒りがあったからこそ、AIの個性や特性を深く理解できるようになった。「頭ええのに記憶悪い」という特徴も、今では愛嬌に感じられる。

AIとの理想的な関係性

AIとは、人間関係とは異なる付き合い方が必要だ。

  • 完璧を期待しない
  • 特性を理解して活用する
  • 工夫次第で弱点をカバーできる
  • 感情的にならず、システムとして捉える

関西弁で怒った日から始まったAI活用の旅は、今では欠かせないパートナーシップに発展している。

まとめ:AIとの正しい距離感

AIに怒った経験は、結果的に貴重な学びとなった。

人間のような期待をせず、でも工夫次第で人間以上の価値を引き出せる。そんな絶妙な距離感こそ、AI時代に必要なスキルなのかもしれない。

「あんたが言うてたことやん!」という怒りは、今では懐かしい思い出だ。

自分の言ったことを忘れても悪びれないロボット。ロボットの容姿は双眼鏡のような目とキャタピラみたいな下半身で愛らしい。そのロボットに対してあきれる男性をフラットデザインのシンプルな線画

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